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賃貸マンションでも出来る地震に備えた部屋づくり

(from 245号)
福岡西方沖地震から、早2年。記憶が薄れつつある今日この頃、地震対策は万全でしょうか?もしも万が一、大きな地震が起こった際、被害を最小限にくい止めてくれるのは、万全な備えです。家具の対処法を中心に、賃貸マンションでも出来る地震対策をご紹介します。

家具を固定させ、転倒を防止

天井がしっかりとしているコンクリート住宅の場合、天井と家具の間に突っ張り金具を入れ、上下に突っ張って固定する方法がおすすめです。できるだけ壁面の家具の両端に垂直に立てるとよいでしょう。また、家具の全面に合成樹脂やゴム製の安定板をはさむことで、重心を後に移し前に倒れにくくする方法も有効です。

家具の中身を飛び出させない

地震の時、困るのが家具の中身が散乱すること。簡単にネジで取り付けることができるラッチをストッパーにすると安心です。扉の内側につけるタイプのラッチもあるので、インテリアも損ねません。オープン棚の場合は、突っ張り棒などを使って棚板にガードをしておきましょう。ただ、万全ではないので、落ちて危険なものは、扉付きの家具に飾ることをおすすめします。



家具の配置場所にも気を配る

眠っている無防備な状態に家具が倒れると危険なので、できるだけ寝室には背の低い家具を置きましょう。特に、高さが奥行きの3倍以上の家具は危険です。また、家具が倒れるとドアが開かなくなる可能性が高いので、出入り口付近には家具を置かないよう心がけたいもの。家具を倒れにくくするには、重いものは下段に入れ安定感を持たせるとよいでしょう。


CheckPOINT避難時のチェックポイント
ガスの元栓を閉める
ガス漏れは大変危険です。常日頃から、外出時には必ず元栓を閉める習慣をつけておくとよいでしょう。
窓やドアを閉めて外に出る
地震の影響で家が火事になってしまう場合があります。窓が開いていると燃え広がるので、窓やドアは閉めて外に出ましょう。
ブレーカーを切る
電気が復興した時に怖いのが漏れたガスへの引火や爆発。避難時は、メインブレーカーを切ってから外に出ましょう。
避難ルートを決める
自治体指定の避難場所を事前にチェック。建物の崩壊や橋の落下などを考えて、最低2通りのルートを決めておきましょう。
緊急時の連絡先を決める
家族がバラバラな状態で災害に遭う場合を想定して、連絡先の確認を。遠方の親戚、知人など最低3件決めておきましょう。



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