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住まいにやさしい
室内干しのコツ

(from260 号)
雨の日が多くなるこの季節、洗濯物を室内に干す機会が増えます。室内干しは、天候や時間を問わず干せ、衣類の色あせや傷みを防げる反面、部屋の湿度を上げ、カビを発生させるデメットも。【ある発表では、5キロの洗濯物を脱水したとしても、室内に干すと、約3リットル(牛乳パック3本分)の水分が湿度となって室内にこもるとの発表も!】
そこで、今回、上手な室内干しのコツをご紹介いたします。

01 ためずにこまめに洗濯をためずにこまめに洗濯を
室内は、洗濯物を干すスペースを充分に確保できません。
こまめに洗濯して干すことで、衣類と衣類の間に充分なゆとりができ、風がよく通り早く乾きます。
また、汚れは時間が経つにつれ、落ちにくくなります。
こまめに洗濯することで、汚れをすっかり落とすのと、雑菌が繁殖しにくくなり、洗濯物の匂いを減らせます。
02 脱水は普段より強めに
室内干しの場合は、野外干しの場合の脱水(薄手の衣類は1分弱、厚手の衣類は約3分)より、30秒から1分長く脱水をするとよいでしょう。
また、脱水が終わったらすぐに干しましょう。
水分をしっかり切ろうとして、これ以上長く脱水をかけると、生地の傷みや洗濯ジワのもとになるので要注意です。
03 より高いところで干しましょう
湿気は下へ下へとたまっていきます。一戸建てなら、一階よりも二階で。同じ部屋でも床に近いところよりも天井に近いところに干しましょう。室内用の物干などを使う場合も、なるべく高い位置に吊るせるタイプがおすすめです。
04 浴室の利用
もともと湿気対策のある浴室。その浴室に洗濯物を吊って、換気扇の運転を“強”運転させると除湿効果大。 脱衣所と廊下のドアは閉めておくことが大切です。
05 エアコンや扇風機を活用エアコンや扇風機を活用
室内干しのポイントは風通しをよくすること。
ドアや窓を2カ所開け、扇風機をまわしながら風の通り道を作るのがコツです。
さらに、エアコンのドライ運転や除湿器で除湿しながら、扇風機で衣類に直接風をあてると早く乾きます。
06 風が通りやすい干し方を風が通りやすい干し方を
シャツやトレーナーは、厚みのあるプラスチックハンガーで。
または同じサイズの針金ハンガーを2本、少し間隔をあけて吊るし、前身頃と後身頃の間を風が通り抜けられるように干すとよいでしょう。
スラックス、スカートは、ピンチハンガーで筒状に。
シーツやバスタオルは、ピンチハンガーでじゃばら折りにして吊るし、空気にまんべんなく触れるようにしましょう。



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